とりあえずデレステ。

デレステのプレイ記録とか趣味とか雑記

【バベル】最果てのバベルいよいよ明日正式サービス開始!アナデンとの比較も

f:id:uraichis:20190612000745j:plain

コロプラ注目の新作タイトル『最果てのバベル』の事前ダウンロードが本日始まり、いよいよ明日(6/12)に正式サービスが開始される予定です。

 昨年発表されてからずっと楽しみにしていたゲームなので期待しています。

最果てのバベルとは

『最果てのバベル』はコロプラが開発した、スマホ向けの本格RPG。

シナリオライターにはあのFF7の野島一成、作曲にFF12の崎元仁が起用されています。

なんと言っても特徴は、「あの頃の冒険が今蘇る、シングルプレイ専用RPG」と謳っているところ。

人気のスマホゲームには、フレンド機能や協力バトル、ランキング要素などがつきものとなっていますが、そういったシステムに疲れて一人でゆっくり自分のペースでゲームをしたいと思っている人って結構多いのではないでしょうか。

少なくとも私はそうです。かといって、家庭用ゲームを腰を据えてやるのも腰が重く、スマホで気軽に好きな時間にできるゲームがしたい。

そういったプレイヤーにとっては、昔ながらのJRPGを期待させるこのゲームは楽しめる作品になりそう。

ストーリー

「その日、僕は世界に繋がれた」

巨大な塔『バベル』。
文明を失いかけた人間たちが住む街、
それは静かに死に向かう街でもあった。


街は広大な森に囲まれ、森は高い岩壁に
囲まれていた。
誰も壁の外のことを知らなかった。
誰も壁の外に行けるとは考えていなかった。
彼を、のぞいては。


17歳の少年ライ。
彼は隔離された自分の部屋から、
一度も外に出たことがない。いつか自由を
手に入れ、外の世界を知りたい。
そう願い、暮らしていた。少年の願いは、
いつもの街を襲う異変をきっかけに、
叶うこととなる。



塔紀1119年ーー


少年は鳥籠の中の少女と出会う。
その出会いは彼に世界を翔ける翼を与える。


そして二人は、それぞれの運命にむかって
羽ばたき始める。

最果てのバベル|株式会社コロプラ【スマートフォンゲーム&位置ゲー】より) 

外の世界に憧れる少年が、事件とヒロインとの出会いをきっかけにして旅立ち、大きな運命に巻き込まれていく…。

う〜〜〜ん、王道!「あの頃の冒険が蘇る」という以上、こういった王道スタイルは本当に大事だと思います。

これから冒険に出るぞ!っていう期待感が高まります。

ゲームシステム

  • 戦闘は4人パーティによるシンプルなターン制コマンドバトル
  • キャラクターは「ジョブ」を装備することで能力やスキルを獲得
  • キャラクターや武器にあった「陣形」を組むことでバトルが有利に
  • ガチャは武器ガチャで、ストーリーキャラクターのみでの進行

アナザーエデンとの比較

『最果てのバベル』のゲーム画面の動画が発表された時、まず思ったのは「これアナデンじゃん!」という感想。

アナデンを知らない方に説明すると、アナデンとは2017年4月12日にリリースされたスマホ向けシングルプレイ専用本格RPG『アナザーエデン 時空を超える猫』のこと。開発はWright Flyer Studios、配信はGree。

アナデンは、私もずっとプレイしていて本当に面白いゲームなので、バベルに興味を持った方にはこちらのゲームもおすすめ。

比べてみると、有名なシナリオライターや作曲家を起用した昔ながらのシングルプレイ専用RPGというコンセプトがまずアナデンと一緒。

実際にゲーム画面を比較してみても、本当にそっくり。

f:id:uraichis:20190611224249j:plain
▲AppStoreの『最果てのバベル』プレビュー画面
f:id:uraichis:20190611224625j:plain
▲『アナザーエデン』のプレイ画面

 

アナデンが今までのスマホゲームの常識を覆すスタイルで成功を収めたため、その後追いとして誕生したのがバベルという印象。

もっとも、アナデンをやっていて「こういうゲームがもっと増えたらいいのに」とずっと思っていたのでこの流れは大歓迎ではあります。

シングルプレイ専用本格RPGという性質と長期間プレイを継続することが前提のスマホゲームの性質はどうしても相性の良くないところがあって、追加シナリオのリリース速度よりプレイヤーの消費速度が圧倒的に上回るのは避けられないので、「やることがない」という状態に陥りやすい。

家庭用のRPGはどんなに面白くてもせいぜいクリアまで数十時間で1年、2年とプレイを継続することってまずないですよね。

アナデンでも数ヶ月追加シナリオを待って、シナリオが来たら数日でクリアしてしまうなんていう状況が多いので、ヒマデンみたいに揶揄される時も多いです。(もちろんメインのシナリオ以外にも継続して遊べるようなコンテンツは色々あるが。)

実際、アナデンプレイヤーの間では「アナデンみたいなゲーム教えて欲しい」みたいな発言もしばしば見かけます。

アナデンとバベルの違い

  •  ガチャとパーティーキャラクター

アナザーエデンでは、シナリオで加入するキャラクター以外にも、ガチャによってキャラクターを獲得することができ、使用できるキャラクターは総勢で100人を超えます。

一方バベルでは、ガチャは武器ガチャとなっており、シナリオキャラクター5人のみでプレイしていくことになります。

アナデンは数多くの魅力的なキャラクターがいることもゲームの良さの一つです。

各キャラに焦点を当てたサブクエストや、ガチャ産キャラクターがシナリオに大きく関与してくる外伝シナリオも充実しています。キャラが多いとバラエティに富んだパーティーの組み方ができるのも良いですね。

一方でガチャで引けないと好みのキャラクターを使えないという多くのスマホゲー共通の悩みも。

また、メインストーリーではガチャ産キャラクターは基本的に出てこないため、メインストーリーのプレイにガチャ産キャラクターを使用すると違和感が出てきてしまうという人もいると思います。

バベルでは、使えるのがシナリオキャラクターのみに限られているため、そういった違和感もなくメインストーリーへに没入でき、キャラクターにより深く感情移入ができそう。他方で、サブクエとかの幅が狭まってしまうのは止むを得ないか。

どちらが良いかは、一長一短なので好み次第ですかね。

  • 戦闘

どちらのゲームも、4人制PTによるターン制コマンドバトルですが、アナデンは1人のキャラクターに3つしか技をセットできないのに比べ、バベルでは事前プレイ動画をみる限りもう少し多くの技を使えるシステムになっている様子。

アナデンでは戦闘中のキャラクターの入れ替えで発動する能力があるので、バトル中の入れ替えが戦術に大きく関わってきます。

バベルでは入れ替えシステムはないが、事前に組んだ「陣形」が重要。

まだわからないですが、バベルの方が戦術の幅が広そうな印象です。

アナデンの良いところとバベルへの期待

  • 期間限定要素

アナデンでは、期間限定のイベントが一切ないのが大きな特徴。

期間限定でしか手に入らないガチャキャラクターもなく、スマホゲー定番のバレンタインガチャだとかクリスマスガチャ、新年イベントのようなものも一切ありません。

現実の季節感とリンクさせずに、いつゲームをプレイしても同じように全てのコンテンツを遊べるという点に強いこだわりを感じます。

これとシングルプレイのおかげで、長期間放置しても何の問題もなく復帰できるし、やりたいときに遊べるというのはアナデンの強い魅力だと思っています。

果たしてバベルに期間限定要素はあるのか。あるとしたらどの程度か。個人的にはできればない方が良いなぁと思うところです。

  • ガチャのインフレ

アナデンはガチャのインフレが緩やかなのも良いところで、2年以上前のリリース時のガチャ産キャラクターを今でも第一線で使うことができます。

言ってしまえば、課金への誘引が弱く、無課金でも全然問題なくやっていけてしまう。こんな集金しなくて運営していけるのだろうか?…と不安になるレベル。

ただしその分配布の石は少なめで、なかなかガチャは回せない。

戦力には問題ないけれど、キャラクターが欲しいとか、ゲームが好きだからお金を入れているみたいなプレーヤーも多いです。

「ゲームの対価」として喜んでお金を入れられるゲームだと思います。

バベルの場合は、運営がコロプラ。

コロプラといえば、ガチャの回転が早くインフレ課金ゲーの印象が強い。

これが対人要素のないシングルプレイ専用RPGでどのくらいの程度になるのかは若干心配…。

もちろん集金するのは当然なのだけれど、過度のインフレで課金を煽って焼畑スタイルで運営するイメージがどうしてもコロプラにはあるので、じっくり長く続けられるゲームを期待したいです。