とりあえずデレステ。

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【デレステ】新スキル、ロングアクト・フリックアクトについて考える

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先月登場した新アイドルのお二人が恒常ガシャにてSSRでも登場です。

しかもなんと新スキル持ち!!スキル名は「ロングアクト」と「フリックアクト」

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スコアアップ系統のスキルの新スキルですね。オバロとかを上回って理想編成に入ってくるのか…?というか限定じゃないんですねコレ。最初限定ガシャだと思ってました。
今回はこの新スキルであるロングアクト・フリックアクトについて考えてみます。

ロングアクト・フリックアクト考察

秒数は最強

アクト系スキルがもらった秒数は一見すると弱秒数である、9高・7高のように見えます。

ただ、今回のスキルをよく読むと9高のちとせの継続時間はしばらくの間7高の千夜の継続時間は少しの間になっているんですよね。一般的なスコア系スキルの継続時間は9高は少しの間、7高はわずかな間です。

つまり継続時間が1段階上の長さになっています。

具体的には特技レベルが最大の時、9高のロングアクトは7.5秒間継続、7高のフリックアクトは6秒間継続と非常に長いカバー率を持っています。

この継続時間・カバー率は、強秒数と言われる他のスコア系スキルの9中・7中と同じです。つまりアクト系スキルは7中・9中と同じカバー率でありながら、発動確率だけ高確率になっています。最強。

126秒の楽曲におけるアクトの秒数とカバー率

順位 特技/効果値(%) 秒数 継続時間(s) 最大発動回数 合計発動時間(s) 最大カバー率(%) 性能比
1 アクト 10/30 7高 6.0 17回 102 80.95 1.000
2 アクト 10/30 9高 7.5 13回 97.5 77.38 0.956

カバー率だけ見れば、7高>9高ですが、アクトの場合楽曲のノーツ構成が最も重要なので、どちらが強いかは楽曲によるところが大きい

 

性能をざっくりと検討してみる。

スコア系スキルで最高峰の7中・9中オバロと比べると、カバー率は同じであり、発動確率の点で若干アクトの方が優れていることはわかったので、スコア倍率について比べてみます。

オバロ

オバロの特技倍率は18%なので、ノーツ数を100として性能を簡易的に数値化すると、

1.18*100=118

となります。

アクト

これに対し、アクトの倍率は通常時10%、対象のノート時30%となります。100ノーツ中対象のノートがどれくらいの割合であれば(同秒数の)オバロを上回るかを計算します。

 もっとも、単体性能のみで計算するとアクト系特技が弱すぎます。実際には、フォーカスやシナジーなどの他のスコアアップ効果を持つ特技と併用することになるので、10%時のほとんどを他のスコア系スキルがカバーしています。

そこで通常時の倍率を16%(フォーカスやシナジーのスコアアップ倍率)として計算します。

1.30*x+1.16(100-x)>118
0.14x>2
x>14.2857

以上より、アクト対象のノーツが総ノーツの14.28%以上あればオバロを上回るという結果となりました。

スキブ時

また、30%時にスキブがかかった時はスパークルを参照すればおそらく36%。16%〜19%の倍率のスキルのスキブ時の効果上昇は4%なので、比べるとアクトのスキブ時の恩恵は非常に大きい。ということでスキブと併用することでさらに差が出そうなので計算してみる。

スキブ時オバロ

1.22*100=122

スキブ時アクト

1.36*x+1.20(100-x)>122
0.16x>2
x>12.5

スキブがかかっている状態であれば対象ノーツ割合が12.5%以上でオバロを上回る結果。

●アクト系スキルが他のスコア系スキルを上回るノーツ割合の目安 ※カバー率が同じ場合

  通常時 スキブ時
スコア 7.14% 6.25%
オバロ 14.28% 12.50%
コンセ 42.85% 43.75%

コンセの通常時倍率は能力変更(19,6/14)後の22%、Greatは0と仮定

完全にざっくりとした条件での計算なので、他の特技の影響や楽曲のノーツ配置等々によっても変わるとは思いますが、目安としてはこんなもので。というか発動タイミングを考慮せず、スコアアップ倍率の最低値を10%ではなく16%に擬制して計算しているので実際はもうちょい厳しめだと思う。

ロングやフリックノーツの割合ってどれくらい? 

とりあえず、ロングアクトの対象にスライドを含むかわからなかったので、というかおそらく含まれないんじゃないかと思ったので、スライドは含めず考えます。

『きゅん・きゅん・まっくす』

アクト登場時に同時に開催されたイベントである『きゅん・きゅん・まっくす』mas+のロングノーツ数は121。総ノーツ数が915なのでロングノーツの割合は13.22%

微妙に14.28%より低い… それでもスキブを使う場合は9中オバロより9高ロングアクトの方が強そう。7中と比べると微妙か?11中のコンセには勝てなさそう。 

一方、フリックノーツ数は238。割合は26.01%。これはエグい。カバー率最高の7高なこともあって、フリックアクト(白雪千夜)は理想編成に入りそう。

『きゅん・きゅん・まっくす』のイベント記事はこちら

『Fascinate』

せっかくなので新アイドルの持ち歌である『Fascinate』の割合も見てみる。

そういえばロング連打のところとか大フリック地帯があったような。

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これは・・・

『Fascinate』のロングノーツ数は204。割合は21.16%。さっきの計算式で逆算すると大体倍率19%のスコアアップ系特技に相当。つまり、デメリット無しの9中コンセ並(9中コンセは現状存在しない)。さらにスキブを使った場合も考えるとロングアクトめちゃくちゃ強そう。

一方、フリックノーツ数は314。割合は32.57%。もっと強い。やばい。

もっとも、こういうノーツが極端に偏った譜面の場合、対象のノーツ地帯でアクトが発動していなければ全く意味ないので、曲と発動間隔の兼ね合いも超重要。

2曲しか見てないけどロングアクトよりフリックアクトの方が強そうかな?

楽曲のノートの種類ごとの数ってどこかにまとめあるかなぁ。もしかしたら暇があればいくつか数えて簡単なデータは追記するかも。

まとめ

  • フォーカスやシナジーなどの他のスコアアップ系スキルと併用
  • スキブがいるとさらに真価を発揮
  • 楽曲に大きく左右されるが強スキル
  • おそらく理想編成にも絡む
  • 7高フリックアクトが最強ぽい
  • 限定じゃなくていいのかこれ

性能が楽曲によって大きく左右される特技ですね。スパークルで結構難しくなっていたデレステのスコアタですが、アクトの登場によってより難しくなったと思います。

今後は、楽曲のロングノーツやフリックノーツの割合も気にする必要が出てきました。まぁ、何も考えずに使っても強そうではあるけども。

まだ書いてある情報でざっくりと強さを測ってみたみただけなので、実測したりちゃんとした計算機叩いてみないことにはアレだけどとりあえずは今後の理想編成を変えそうな強スキルぽい。

今後の検討によってはこの記事の加筆・修正・追記を進めていくつもりです。間違いとかもありそうだし。

トリコ編成のスパークルやシナジー3編成に食い込む余地はあるかとか、ロングアクトとフリックアクト併用する余地はあるかとかも考えたい。